3月に入ってかなり冷え込んだ日。身体をあたためたいと思い、二本松市の温泉に行きました。
智恵子の湯へ
今回訪問したのは、「智恵子の湯」。彫刻家・詩人の高村光太郎の妻、智恵子にちなんだ名前です。
高村智恵子は二本松市出身で、洋画家・紙絵(ちぎり絵のようなもの)作家として活躍しました。「智恵子の湯」の近くには、生家(酒造りを営んでいた)や記念館があります。
高村光太郎が生前の妻を偲んで作った詩集「智恵子抄」も有名です。この中の「あどけない話」という詩では、智恵子が二本松市にある安達太良山の上に広がる空を「ほんとの空」と呼ぶ場面が出てきます。

外観はこんな感じ。午後3時半頃に着きました。保護者会の宴会があったようで、奥からわいわいと声が聞こえました。

フロントのまわりは静か。優しそうなご主人に対応していただきました。入浴料は600円。日帰り入浴の時間は13時から20時までです。

フロントに向かって左に行き、廊下を奥に進みます。

女湯はこちら。男湯は向かいにありました。あらかじめ、無人ならお風呂も撮影OKと許可をいただきました。

新しいロッカーが4つ。

脱衣所はこんな感じ。化粧水や乳液が数種類ずつ用意されていました。手すりや緊急用ブザーも備え付けられていました。

洗い場は3つ。左の2つはシャワーヘッドが大きく、水圧も強めで良かった。

3人入れば満員くらいの小さめのお風呂。鉄分を含む赤茶色のお湯です。また、天然の保湿成分という「メタケイ酸」を多く含むそう。入ると包まれるようなやわらかいお湯でした。
こちらのお湯は冷鉱泉(源泉温度が25度未満で、温泉成分を含む地下水)のため、加温されています。成分表には、泉温は19度と書かれていました。
私が入っていたときも、外からボイラーの音が聞こえました。熱過ぎず、しばらく浸かれるくらいのちょうど良いお湯になっていました。
同じ二本松市内にある岳温泉が、強酸性で湯上がりはさっぱりするのに対して、こちらはしっとり。メタケイ酸の効果を実感しました。
私が入った後に、おそらく宴会場から来たであろう女性達が入りに来ましたが、普段は独占して湯浴みできる時間も長いと思います。また入りに来よう。
(訪問:2026年3月)


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